ポッサム(韓国の茹で豚) |
昨日の夜、「明日は税務署に行く!」と突然夫に言い渡され…。マンション関係は夫に任せていますが、私は今朝になって慌てて医療費の領収書をまとめてエクセルで一覧表を作りました。疲れました~!(>_<)
でも、税務署で細々した計算をしなくて済んだので、事前に一覧表を作っていって良かったです。もしかして、書き落としもあるかもしれないけれど…とりあえず、終わった~。(´o`)=3
ほっとしたところで、今日は我が家でよく登場する茹で豚をご紹介します。(^-^)
お正月にも作りましたが、これは手間も掛からず、作り置きできるので、便利です。
豚バラの塊を使いますが、できれば皮付きのものがおすすめです。形も崩れないし、何よりコラーゲンがたっぷりで味も美味しい!
では、自己流の作り方をご紹介します。(^-^)b
室温に戻した豚バラのブロック肉を、皮を上にして、しっかり被るぐらいの水の中に入れ、長葱の青い部分、生姜スライス、味噌大さじ1と一緒に火に掛けます。
途中で灰汁を取りつつ、30分~1時間ぐらいぐつぐつ茹でます。
茹で上がったら、熱いうちに水で汚れを洗い流します。それから、肉の上に鍋蓋を置いて重石にして、冷めるまで置いておきます。(茹でる前にタコ糸で縛っておくと、こんな風に曲がらず作れます。)
冷めてから5ミリ程度に薄くスライスします。
必ずキムチと一緒に食べます。サンチュで包むのがお手軽で良いです。(^-^)
この茹で豚、元々自己流で作っていたんですが、韓国で本場のポッサム(茹で豚)を食べてから、虜になりました。ポッサムは特に夫のお気に入り料理で、私も韓国の料理教室に通っていたときに習ったので、家でも頻繁に作るようになりました。食べきれない場合は、スライスせず塊のままラップで包み、冷蔵庫へ。4~5日は持ちますよ。
韓国で食べたポッサムあれこれです。お肉がジューシーで美味しいんですよ~。(^o^)
こちらは、夫のお気に入りのポッサム専門店のもの。
また別の店のポッサム。
こちらは、韓国料理の先生のポッサム。
韓国のポッサムは、茹でた豚肉と大根のキムチを塩漬けの白菜で包み、アミエビのタレに付けて食べます。実は、この料理、キムチ作りの過程で生まれた料理なんだそうです。
韓国では11月ごろになると、家庭の主婦が1年分のキムチを作る「キムジャン」が行われます。近所の主婦がお互いに助け合いながらたくさんのキムチを漬けるキムジャンの時期はとても忙しく、家族の食事の世話まで手が回りません。そこで、茹でておいた豚肉をキムチ作りの材料と一緒に食べるポッサムが生まれたのだそうです。
塩漬けの白菜は、もちろん白菜のキムチになります。大根のキムチと書きましたが、正確にはヤンニョムと言って、白菜にすり込む大根入りの薬味です。それを、やはりキムチの味付けに使うアミエビのタレで食べる…。豚肉以外、全部キムチ作りの材料なんです~。何とも合理的な料理ですね!(^-^)b
これが、大根入りのヤンニョムをすり込んだ白菜。熟成させると美味しいキムチになります。
ちなみに、韓国語で「ポッサム」の本来の意味は、「風呂敷で包んだもの」です。転じて、風呂敷で包むように、葉っぱなどで包む料理のことを「ポッサム」と言います。韓国で単に「ポッサム」と言ったら、この茹で豚の料理のことなのです。
茹でるだけで簡単なので、キムチと一緒に、皆さんもぜひ作って食べてみてください!
今日はとっても寒いので、これからスンドゥブを作ります~。
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