悩んだカーテン |
入居前に、カーテンのオーダーで頭を悩ませました。リビングダイニングの窓が、ちょっとイレギュラーだったのです。
左に腰高窓があり、右の掃出し窓は左2枚が羽目殺しになっていて、開閉できるのは一番右の1枚だけです。
アクタスの3Dシミュレーションで作ってもらったプランではシェードになっていて、見るとすごくすっきりシンプルで、気に入りました。でも、シェードの問題点は、掃出し窓からバルコニーへの出入り。窓は開閉時に横に動くのに、シェードは上下に縦に動きます。他にも問題点がありました。うちは天井高が250センチで、一般的なシェードに比べると長くなります。それで、強度の面から、コードは普通の紐タイプの設置が不可で、数珠のように玉が並んだチェーンになるとのことでした。風が吹くたびに、窓ガラスに当たってカチャカチャうるさそうです。
縦型のブラインド、あれもすっきりしていていいですよね。マレーシアや韓国で、縦型ブラインドの部屋に住んだことがあります。(下の写真はソウルでの住まいです。)
いい点は、横に開閉するので、掃出し窓の出入りに問題がないこと、光の調節ができること、などですね。逆に欠点は、風が吹くとバタバタしてかなりの音です。そして、カーテンのように気軽にお手入れできません。もう一つ、もし我が家に設置した場合、全開したら、掃出し窓の右側部分に溜まり、出入りの時に邪魔になってしまいます。
掃出し窓からバルコニーへの出入りにも邪魔にならず、気軽にお手入れできることを考えれば、普通にカーテンを取り付けるのが一番簡単です。しかも、実は購入時、既にカーテンレールも設置済みでした。(縦型のブラインドやシェードにする場合、カーテンレールの取り外し工事も必要になります。)
ですが、カーテンにする場合は長さをどうするかで悩みました。全部床までの同じ長さにしてしまうのが手っ取り早い方法でしょうが、腰高窓を開けた時に、レースのカーテンが床まであって、それが風になびいている様子を想像すると、なんだか不自然な気がしました。
悩みに悩んで、結局、カーテンを設置することにし、腰高窓のところはレースのカーテンだけ丈を窓のサイズに合わせて作り、ドレープカーテンは床までの長さにして掃出し窓と揃えるという方法にしました。
カーテンは、ゴールデンウィーク前の注文で、仕上がりに時間がかかるとのことでしたが、思いのほか早く仕上がったとかで、入居から2日後に届けてもらえました。うちは高台にあり、目線の高さに建物が何もないので、誰からも覗かれる心配はありませんが、カーテンが付くと、気分的にほっとしました。
そういえば、以前住んでいたトルコでは、引っ越したら、何はなくともまずカーテンを付ける!というのが鉄則です。トルコ人は、昔ながらの言い伝えで、「邪悪な目」から身を守ることを非常に大切に考えています。だから、カーテンのない生活なんて、1日たりとも考えられないのだそうです。トルコの家庭のカーテン、どの家も真っ白で、とってもステキでした。(^o^)
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